Go-Home機能

【概要】
・飛行中にプロポからの信号が途絶えたときに備え、フェイルセーフ機能(以下F/Sと記載)があります。自動で飛行する機能なので、動作条件をしっかり認識した上で使う必要があります。今回のマニュアルはPHANTOM 2のものを利用しましたが、初代PHANTOMやVisionでも同様です。

【F/Sの種類・設定】
 ・Landing
  その場で降下→着陸する。

 ・Go-Home and Landing
  飛行開始時に、記憶した場所に戻った後、着陸する。

  通常は、「Go-Home and Landing」が選択されています。


【Go-Homeの動作】

 1.Home Point(戻る場所)を記憶します。
   記録された際に、緑の高速点滅が数秒続きます。
 2.通常の飛行状態
 3.プロポの信号が受信出来なくなった状態。
 4.プロポの信号が受信出来なくなった状態が3秒続いた場合、Go-Home機能が発動します。
   黄色の高速点滅状態
 5.飛んでいる高さが20mを超える場合はそのままの高度を、20m以下の場合は20mまで高度を上げます。
 6.Home Point上空まで戻ったら15秒静止し、降下→着陸します。

注意
 ・GPS衛星の捕捉数が6未満の状態が20秒以上続いた場合、Go-Homeを中断・その場で降下→着陸します

 ※(PHANTOM 2モードの場合) S1スイッチを5回以上スイングすることで、Home Pointの再設定が可能です。再設定が成功した場合、緑の高速点滅が数秒続きます。

 ※IOSDを使うことで、Home Pointの確認が出来ます。IOC機能でも使う重要な情報ですので、変な値の状態で飛ばすのは止めましょう。

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